「ソラ・アメ・カサ」の思考でCOVID-19に対応する
COVID-19(新型コロナウイルス)感染拡大の影響で、リモートワークやWFH(在宅勤務)を実施する会社が増えています。
私が、勤務しているお客様の常駐先でも、2/29(土)から3/13(金)まで原則在宅勤務となりました。
ミニマムな環境ながら、運用体制を整えサービスを提供するにはどう業務を進めるか?試行錯誤しながらチームメンバーでアイディアを出しながら業務に取り組んでいます。
このような状況でどんな視点が必要か?を考えてみました。
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報連相ではなく、「ソラ・アメ・カサ」で確認する
「ソラ・アメ・カサ」とはマッキンゼーの日本オフィスが考えた思考のフレームワークです。
- 空(ソラ)を見ると曇ってきた【事実】
- 雨(アメ)が降りそう【洞察・解釈】
- 傘(カサ)を持っていこう【判断・打ち手・指示】
ポイントは、3つセットにして順番とおり伝えること、アメを省略せず伝えて認識のずれを確認することです。
注意点は、【洞察・解釈】です。【洞察・解釈】には、「課題や原因を探す」のと「未来を想定する」の2種類があります。今まで経験したことのない不測の有事に対応するには、どうなりそうか?という問いに答える視点が大です。
この視点を現場の判断基準に「YES/NO」を落とし込むことで、リモートな環境下でも業務を円滑に進めることができるのではないでしょうか?
※参考記事「ソラ・アメ・カサ」で確認する
コミュニケーション環境を整える
ハード面(就業規則や通信環境、データの取り扱いなど)が最低限でも準備できていれば、多少準備が不足していても、リモートワーク対応が可能です。
しかしながら、大切な事はコミニケーションの取り方です。
決定からの準備期間が少なかったのですが、日頃からBCP(事業継続)を意識していたので以下環境移行について、柔軟に対応しています。
- Microsoft Teamsを活用したデータの共有と確認
- 急用時は、SMS、携帯電話、オンライン会議アプリZOOMの使用
- 始業と終業は、iMessage/SMSによるチェックイン&アウト
※参考記事
リモートワークコミニケーションのポイント
情報に敏感になり過ぎない
ニュースやメディアを見ても不安を煽るような内容が多くときにはデマなどの情報もありますが、客観的に情報を確認しながら各自免疫力を上げていくことが大事なのではないでしょうか?
※参考情報
COVID-19日本国内情報