キリカエゼロ秒に近づく為に

スポーツと関わる豊かなライフスタイル実現にむけて

Read Article

Fリーグ2016/2017 プレーオフ1st Round フウガドールすみだVSペスカドーラ町田 表現できなかった躍動感

Fリーグ2016/2017 プレーオフ1st Round フウガドールすみだVSペスカドーラ町田 表現できなかった躍動感
フウガドールすみだ 試合終了 ペスカドーラ町田
2-7
1(前半)4
1(後半)3

男子フットサルFリーグ33試合のリーグ戦が終わり、プレーオフ1st roundに突入した。リーグ戦を20勝4分9敗勝ち点64の4位で終えたフウガドールすみだと対戦するのは、21勝分け10敗勝ち点65の3位で終えたペスカドーラ町田。リーグ戦の順位が下回るすみだが、プレーオフ2nd roundに進むためには勝利が必要だった。

スポンサーリンク

リーグ戦両チームの対戦成績は、町田の3戦3勝とすみだが苦手にしている相手である。
しかしながら会場は、すみだのホームコート墨田総合体育館開催で、奇しくもこの日は、世間で話題になっている「プレミアムフライデー」のスタートにより平日ながらも観客席には早い時間から埋まって立ち見の観客が出るほど盛り上がりすみだにとって部が悪い相手を叩く最高の舞台が整っていた。

マッチレビュー前半

すみだが2nd roundへ勝ち上がるには勝利のみ必要だった。1発勝負の戦いで、先にゴールを奪われてはお話にならない。となれば、少なくとも町田に先制点を奪われて、常に追いかけるような展開は避けたい。そして相手に自分たちの戦いをさせないことで慌てさせて、自分たちがメンタル面で優位にたちどんどん仕掛けるような試合運びを作りたかったが、そのロジックは試合開始早々に崩れた。

左サイドからジリジリと仕掛けた町田のエース10番森岡が48秒に先制点のゴールを挙げる。すみだ0—町田1

過去名古屋オーシャンズで9連覇に貢献しながら契約解除後に今シーズン町田に入団した森岡である。シーズン開幕時にはコンディション不良で調子を崩していたが、シーズン後半から復調し、この日のコンディションも良好であった。先制点を奪われてしまったことでメンタル面で不利になったことよりも、エースを気持ちよくプレーさせて調子に乗せてしまったことは、試合展開としては大きな痛手であった。

すみだは、立ち上がりからアグレッシブに前にでて、得意のハイプレスを敢行し、町田のビルドアップを分断し、10番森岡を苛立たせて、相手のリズムを崩し、自分たちのリズムで戦うアプローチを取りたかったのだと思う。

ところが、開始早々の失点は、すみだには欲しくない焦りを生んでしまった。すみだらしい戦い方であるキレの良い動きが感じられずドリブルにしてもパスにしてもいつものキレ味がなくお互いの呼吸も合わないシーンが目についた。

逆に町田は、10番の森岡を軸にして、13番の中井や11番の室田がスピード感ある仕掛けを展開し、すみだのゴールに迫りすみだは劣勢状態が続いていた。

すみだが、緊迫した時の打開策の一つに前線の選手にピボ当てをしてリズムを作り劣勢状況を打開する戦術がある。特に8番の太見は、「ピボ職人」と呼ばれるほど、安定したキープ力が持ち味で、チームメイトからは絶大な信頼感がある。

ところが、この日の町田は、すみだの8番太見に8番の滝田をマークさせて全く仕事をさせなかった。日本を代表するフィクソの滝田はこの試合では、自分のミッションである太見番の役割を見事に果たしていた。悪い時はラフプレイが目立つ8番の滝田であるが、この日はクールにファイトしている姿が印象的であった。

劣勢のすみだであったが、9分13秒に7番稲葉のキックインからファー詰めしていた18番渡井のダイレクトシュートで同点に追いつく。すみだ1—町田1
町田1VSすみだ1

でも残念ながら、この日は、ホームコート開催であったが、すみだに運がなかった。10分37秒に8番滝田の左CKから3番森谷がシュートしボールはポストに当たりながらゴール。すみだ1—町田2。

攻め手が少ないすみだは、ボールの奪われところが悪く14分50秒にカウンターから7番の金山がライン際ギリギリ追いつき、折り返したところを8番滝田がゴール正面に突き刺す。すみだ1—3町田

さらに、15分34秒にすみだ21番ゴレイロ清家のポジショニングが悪いところを上手く突き、10番森岡のFKから7番金山が流し込み突き放す。すみだ1—町田4
前半終了

マッチレビュー後半

前半終了時点で、守備も攻撃もちぐはぐですみだらしくない戦いが続いた。さらに自分たちの持ち味である攻守の切り替え、球際の粘り、相手の意表をつくセットプレーなど自分たちの持ち味を逆に町田にやられてしまい点差以上に精神的ダメージをくらった印象である。さらには、自慢のハイプレスもいなされピボ当ても潰されパスの交換も良くない試合状況をどのように打開するのか?選手起用も含めて奇策を少し期待したが、残念ながらなんとなく後半も前半の流れのまま試合を開始してしまった。

23分56秒にようやく77番ボラを投入し、リズムを変えようと試みる。

そして、重い腰を上げて、25分17秒にゴレイロをさげてフィールプレーヤー7番の稲葉を投入してパワープレーを開始。

しかしながら、この日パワープレーのポジションニングが合わず数的優位を活かすことができないすみだの展開に、焦る気持ちが会場にも伝わるほど噛み合わないすみだの攻撃。30分34秒の1番イゴールが相手のクロスをキャッチした後パワープレー返しで追加点。すみだ1—町田5

33分4秒にすみだ77番ボラのヘッドゴールし、すみだ2—町田5

すみだは4ゴールとらなければならず焦りからかフィニッシュが雑になりゴールを割ることができない展開が続く。

精神的に優位に立つ町田は、相手のミスを誘い37分54秒に9番横江がドリブルから冷静に左隅にシュートを決めてゴール。すみだ2ー町田6

さらに、パワープレーで攻め上がったすみだの陣内へロングボールパスし、38分16秒に6番本田が無人のゴールへ蹴り込みすみだは万事休す。すみだ2—町田7

まとめ

この試合の顛末は、技術や戦術の前に終始すみだらしくない大人しいまま試合を終えてしまったことだ。「ナンバー1よりオンリー1」を体現してきた元気こそがチーム最大の売りであるすみだの戦い方をみることができなかった事が残念でありもあり、今季のスローガンである「躍動感」を感じることができなかった。
さらには選手だけでなく須賀監督の采配にしてもらしくない選手交代の少なさや選手の配置のタイミングなど工夫を感じる采配がなかった事が戦時術家である須賀監督らしくないくちょっと腑に落ちないところもあった。そして、この日B級ライセンス講習で不在であった金川テンションコーチ不在の影響も改めて感じた。

Fリーグの王者を目指す戦いは終わってしまったが、全日本選手権の戦いがまだ、残っている。

すみだファンのひとりとして、物申すならリーグ前半戦で見せた時間帯によりシステムを使い分けて選手がどんどん変わるアグレッシブに戦い会場の雰囲気も巻き込む躍動感あふれた戦い方を再現して欲しい。今季でチームを去るピボ職人8番太見の勇姿をできるかぎり最後の最後まで代々木の地で見届けたい。

もっともっと躍動感

URL :
TRACKBACK URL :

Leave a Reply

*
*
* (公開されません)

Return Top